こがらしエレジー

○作詞:福田 義之
○作曲:西岡 たかし
○想い出:学生時代に、聴いて衝撃を受けた1曲。 歌詞が、身につまされました。 なにせ、貧乏の極みでしたからね・・・。 

○歌  詞
 屋台じゃ、焼きそば20円、焼酎が25円で・・・。 靴とは水のしみるものさ。 シャツとはボタンのとれるものさ。 いつでも、風が吹いていた。 

待っても、都電は来るもんか・・・。 穴ぼこだらけのアスファルトに・・・。 なんでもないから、ならず者だってさ? 純情可憐なすれっからしだってさ・・・? 
 やる気がないから、ヤクザにゃなれず、たかだか、女にたかるだけ・・・。
 てんからてんてん、すっからかんの、からっけつ・・・。
 コンコン、から咳、空っ風・・・。 アカハタ、墓堀り、銭のムシ・・・。 
 木枯らし、木枯らし・・・、木枯らしの街に・・・
 今も昔も・・・。

 朝だぜ、今日なら、どこへ行く? 俺なら、どこへ行く? 汗をかくのは、コンクリートさ・・・。 ひずんで笑うのはアスファルトさ・・・。

 いつまで、風が吹いたって、サヨナラ云うのはお前だけ・・・。 チューブのしりから、はみ出している、歯磨きのような明日だってさ・・・。 

 それでも、明日は、ころがってるんだとさ。 ここを出ていくのは、お前さ・・・。 
 木枯らしの街に飛び出して・・・。 
 てんからてんてん、すっからかんの、からっけつ・・・。
 冷たい風は、なんの色? 公害、ヘドロに、ハッシッシ・・・。
 木枯らし、木枯らし・・・、木枯らしの街に・・・
 今も昔も・・・。


 この世じゃ、思いのままならぬ・・・。 あの世じゃ、なおならぬ・・・。 爪をしゃぶって酒を飲んで・・・、横目で睨んで、つばを吐いて・・・。

 いつまで愚痴を云ったって、返ってくるのは風の音・・・。 
 ちんたらぴゅうぴゅう、風の音・・・。 その上、なくのは腹の虫・・・。 
 どうにもならない、おしゃかさま・・・。  苦し紛れに、涙をのんで・・・、風吹く街に飛び出して・・・。
 てんからてんてん、すっからかんの、からっけつ・・・。
 いきつく果ては闇の果て・・・。 武士道、男色、ハラキリか・・・? 
 木枯らし、木枯らし・・・、木枯らしの街に・・・
 今も・・・
 むかしも・・・